思考Tips: 人生での重要な決断に迷う時に考えたいこと

人生の中では、就職や結婚など様々な重要な選択を行う場面があると思います。「この会社とこの会社だったらどちらに入るのがいいのかな」と複数の選択肢の中から選ぶ場合や、「結婚するのは本当にこの人でいいのかな」と決断を決めあぐねている場合もあるかもしれません。

もしくは「起業をするべきなのか」「子供は持ったほうがいいのだろうか」「このタイミングで海外留学にいくのは相応しいのか」など人生の岐路となる選択を行う時もあるでしょう。

こういった時にどのような思考を行うと「良い」決断を行うことができるのでしょうか。

  1. 複数のベストの選択肢があり、どちらをとっても正解

スタンフォード大学でライフデザインを教えるビル・バーネット氏は、『「ベストな人生はひとつしかない。正解を見つけなければ、第二希望の人生、またはそれ以下の人生を送るはめになる」という考え方は正しくない。だれにでも、何通りもの人生を送るだけのエネルギー、才能、興味がある。そのどれもがまともで、楽しくて、有意義だということはじゅうぶんにありえる。』と述べています。

この考え方では、どちらか一方が優れていて、もう一方を選んでしまったら後悔するという一般的な思考の枠組みを捨てて、『わたしのなかには楽しい人生が何通りもある。そのなかのひとつを選んで次へと進む道を築けばよい』と教えています。

もちろんすべての選択肢を平等に見て、どの選択肢でも良いと言っているのではなく、自分なりに考えられる範囲で考え尽くしてもどちらの選択肢が良いか結論がつかないという場合は、どちらを選んでも正解であると考えるのです。

この考え方は私達が陥りやすい「どちらかベストな選択肢を選ばなければ」というプレッシャーから開放してくれます。

2. 「高齢になった自分が人生を振り返った時、どんな決断をしておけばよかったと思うか」を想像する

世界中の賢人235人にインタビューしたジョン・イッツォ氏は、賢人たちが人生の分岐点でとった行動について尋ねました。

すると『賢人たちは、そうした人生の分岐点についてじっくりと考えた後、決まって、リスクを伴う行動に踏み切ったと語ってくれた。確かに恐怖心はあったが、それでも自分の希望に向かって進まなければならなかったのだ。賢人たちによれば、危険を犯したものの思うような結果が出なくても、それを晩年に後悔する事はない。』ということがわかりました。

さらに彼はマーガレットという中年女性の賢人の言葉を紹介します。『わたしは「ポーチでロッキングチェアに座っている高齢の女性」になったつもりで、つねに自分の人生を見ようとしてきたの。何か決断を下さなければならないときには、ポーチで腰をおろしている高齢の女性が人生を振り返っているところを想像するの。そして何の道を進むべきでしょうかと、その女性にアドバイスを求めるのよ』。

この考え方は、目前の選択肢のみにとらわれてしまいがちな私達に「人生レベル」での長期的な視野を与えてくれ、将来的に悔いの少ない選択を行うことを手助けしてくれます。

参考文献:
『スタンフォード式 人生デザイン講座』 ビル・バーネット、デイブ・エヴァンス
『死ぬまでに知っておきたい人生の5つの秘密』 ジョン・イッツォ

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